By Charles Goodell
なんとなくAmazonでAM3+なCPUを物色しているとなんとFX9590が購入可能になっていて驚いた。
あのクレイジーなCPUがAmazon、それも日尼で手軽に入手できるなんて!なんでそんなビッグニュースが俺のTLに流れてこないんだ?!と。
ということでFX9590を主軸においたモンスター級AMDゲーミングマシンのレシピ作った。
CPU
オーバークロッカー御用達、AMDのFXシリーズの最上位のCPU。同シリーズの中でも群を抜いてぶっ飛んだヤツ。TDP220W、8コアで定格4.7GHz、Turbo CORE時5.0GHzという、「どうかしてるぜ!」と言いたくなるようなクレイジーなスペック。
その上CPUクロックの倍率固定解除「Black Edition」なので更にOCでクロック数を上げることが可能。
CPU COOLER
FX-9590の性能を最大限に発揮するため冷却性能も十分なものを選択。240mmサイズのラジエータを採用した水冷クーラー。大型ラジエーターの両面を120mmファン4基でファンサンドして使用したい。
M/B
FX-9590のTDP220Wでも余裕でサポートし、ハイスペックなパーツをバンバン載せられる優秀なASROCK製M/B。何気にメモリが最大64GB搭載可能なのも魅力的。また一番入手性が高い。
MEM
ゲーミングマシンを冠するならメモリも手を抜かず高速な製品を。DDR3、1866MHz駆動の8GBx4の合計32GBのメモリ。大型のヒートシンクで冷却性も◯。
GPU
FX-9590のインパクトに負けないデンジャラスなデュアルGPUグラボ。AMD製でPCI Express3.0、ビデオメモリ8GB GDDR5な現行最強ハイエンドグラボ。
通常、一枚のグラボに2個のGPUを載せる場合、放熱を考えて1つあたりのGPUクロックを下げるのだが、このR9 295X2に限ってはクロックを下げるどころか更に上げて、しかも空冷ではなく水冷クーラーを搭載。あのTITANをも凌ぐやりたい放題な1枚。
また、内部でCrossfireが組まれており、このカードを2枚使えばAMD 295×2 4-Way Crossfireが実現できる。
ドライバ面ではBF4やCrysis3などの最新人気PCゲームに最適化されており他社製のグラボとは比較にならないほどのFPSをたたき出している。
STORAGE
ストレージ類はゲーミングマシンなのでSSD(システム用)は必須。512GBでシーケンシャル 読み込み 500MB/s 書き込み 500MB/sの高速なタイプ。もちろんSATAⅢ接続。複数枚でRAIDを組むのもよし。(PC起動時間は遅くなるけど)
HDD(データ用)はおこのみで。安心と信頼のHGST製のHDDを上げておく。噂のヘリウム充填した容量6TBのHDD。SATAⅢ接続、ディスク回転数7200rpm、バッファ容量64MB。余程のことがない限りゲーミングマシンで容量不足で悩まされることは無いだろう。
PSU
電源はハイエンドなパーツを搭載しまくっているので高容量で信頼できるものを。ケーブル配線が楽なプラグイン方式で80PLUSゴールド認証付き、最大1500W出力できる。また内蔵ファンは負荷に応じて回転数が変化するので静音性も◯。
CASE
ケース選びが一番悩んだのは言うまでもない。ケース天板にH100iをファンサンドしM/Bとの干渉を回避でき、かつR9295X2-8GD5の水冷クーラーをフロント側に吸気で2基設置できるものはなかなか見つからなかったがこのCorsair製PCケース「Obsidian」シリーズの最上位であるPCケース 「Obsidian Series 900D CC-9011022-WW」はその全てをクリアしていた。
これだけ拡張性、冷却性、パーツ間のクリアランスを確保できるケースはそうそう無い。またサイドパネルはアクリルウィンドウになっておりPCケース内部のパーツを鑑賞できるようになっているので組んで良し、観ても良しな一品。