965BEのリテールファンの騒音に嫌気が刺しついにCPUクーラーを交換するに至った。
BIOSからの回転数制御による静音化も限界を感じていたしね…
今回選んだのはこれ。特別OCもしないしCPUが異常に発熱するということはまず無い。
ゴツくなく、スマートで、静かなのが理想。見た感じ高さが低く見えたので、メモリと干渉しないか心配だったけど、概ね無事装着できた。
サイズ SHURIKEN Revision B CPUクーラー SCSK-1100
主な対応ソケット:LGA 1366:○ LGA 775:○ Socket AM2:○
幅x高さx奥行:105x64x116 mm
PCDEPOT WEB本店で2,380だったのを購入。
近くのコンビニで揃えてきた。CPUについた固まったグリスを拭き取るのに使う。
不織布マスクは不必要な箇所を切り取り使いやすいサイズにカット。それにオイルを染みこませ綺麗にグリスを取る。
さっそくPCケースを開け、まだ温かいリテールクーラーを取り外そうとしたとき、事件は起こった。
なかなか外れないので慎重にじわじわと力をかけてクーラーを引っ張っていると、バコッという音と共に、マザボからクーラーと一緒にCPUまでもが取れてしまった。そして案の定CPUのピン十数本があらぬ方向に曲がっていた。
もうね、ほんとね、ああ、コレは死んだな…と。これで強制6コアデビューだなと…。
しかし、依然どこかのサイトで
「CPUの曲がったピンはペンの先で修復できるんだぜ!」
みたいなこ書き込みを思い出した。
これっきゃない!
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この部品でCPUの曲がったピンを直してゆく。根気と集中力を総動員して27分間ピンとの格闘に俺は挑んだ!
結果、大勝利!!
リテールのファンを一時付けてPCを起動して、タスクマネージャやらHW Moniterやらで様子を見てみたが問題なし。
俺もしかしたら時計修理とかそういう仕事向いてるかもと1ナノセカンド思った。
画像は修復後。赤斜線部が綺麗に波打っていた…
勝利の余韻に浸りながら再びPCを開けクーラーを慎重に取り外した。
先述のオイル&不織布でCPUに固くこびりついたグリスを綺麗に拭き取る。
次に今回買ったクーラーに付属していたグリスを塗る。
クーラーにソケットに対応した金具を取り付け、気泡が入らないよう周囲しながらマザボに取り付ける。
これでやっと換装完了。クーラー取り替えるだけでかなり手間取った希ガス。
【使用した換装】
い・い~~~~~~~んじゃねーの?www
リテールとは比べものにならないくらいの静かさ(当然かw)。
ファンの大型化により、低い回転数で多くの風量が稼げるので、以前の1/2rpmで済む。
うん。満足のいく買い物だった。