前回書いた旅行(?)の続き。
今回はいよいよ『龍門滝』へ。
攻略2日目(2)
およそ観光客が行かないであろう裏ルートを図らずも満喫した我々は次に、正規ルートから『龍門滝』へのアプローチすることにした。上流部から遊歩道を使い、下山して行った。
その途中、展望台を見つけた。滝を見下ろすような格好でなかなか迫力があった。相当の早さで水が落ちているからか、滝壺の方は水しぶきで曇っていた。
ぼーっと突っ立ていると湖獣に気づかれブレスブチ込まれるヤツ。
この距離でも頬に水しぶきを軽く感じるほど。落下死覚悟でもダイブしたい欲求にかられる。
先述した遊歩道だがこいつがなかなかハードだった。
雨の後で足場が悪いのはもちろん、背の高い木々で覆われていて昼間なのに薄暗く、羽虫がアホみたいに多かった。そのうえ、ほとんど気休めのような粗末な階段を登ったり降りたり・・・。まさに『病み村』だった。ミル姉助けて。
今日何度目かの瀕死状態の脆弱ホスト。脚部破損したのか移動速度が異常に遅く、いっそトドメを刺してやろうかと思った。
やっとのことで滝下にある正規のビューポイントへ到着。
滝にまつわる伝説や付近エリアの案内が書かれたガイド板や、篝火(休憩用ベンチ)もあり、最高に見晴らしのいい場所だった。太陽万歳!
引用だが一応伝説テキスト。
中国の龍門瀑に似ていることから龍門滝と名付けられた[4]。藩主島津忠恒の和歌に詠まれたり、橘南谿の『西遊記』において賞賛を受けるなど薩摩藩内随一の名滝として知られ、儒者の安井息軒もここを訪れている。加治木城主の島津久徴が滝近くの丘に建てさせた観音像が今も残されている。
かつて滝が森に囲まれていた頃、老婆が滝壺で洗濯をしていると大波が起こり大蛇が現れたという伝説があり、それ以降滝壺で洗濯する者はなくなったといわれる。また、全長4-5尺(1.2-1.5メートル)の亀が生息していたともいわれる[4]。
1989年(平成元年)、周辺に遊歩道やツツジ園などが整備された。1990年(平成2年)4月12日、日本の滝百選に選ばれた。引用 – Wikipedia
ここが今日の目的地『龍門滝』。絶景の一言。
風に乗って運ばれてきた木の葉と水しぶき、流水が滝壺を打ち付ける音で周囲は満たされていた。
SS職人が撮ればもっとあの神々しさが伝わるのだろうが、これで勘弁。
さらに下の方へ降りられる通路(階段)があり、たまらず特攻してしまった。
それほど長い通路ではなかったがなかなか険しかった。通路は背の低い木々に覆われており、また、悪いことにその枝が雨で垂れており腰を軽くかがめながらでないと無傷で突破することは難しそうだった。
そして降りていく階段が滝に近づくに連れ徐々にボロボロになっていて、最終的に無い方がマシな、ただの障害物になっていた。
この階段の土の部分が下に行くに連れ削れていっており、最後辺りでは小さな”ハードル”のようなトラップになっていた。
滝に更に接近することに成功。この距離では水しぶきが容赦ない勢いで降り掛かってくる。用心しないとすぐびしょ濡れに。あまりの迫力と興奮に小学生並みにはしゃいでしまった。
湖獣もどうやらお盆休み中らしい。
今回はお盆休みだったせいか湖獣討伐と宵闇救出が出来なかったが、次回は何くわぬ顔でDLCエリア『霧島』へ。マイクチェックの用意をおすすめする。