Open Broadcaster Software(以下OBS)は特別な機材や難しい知識等が必要ない無料の配信ソフトです。
今回はOBSで配信する際、エンコード時にAMD製VGAでのみ使用できる『AMD Video Codec Engine』(以下VCE)でPCに掛かる負荷を激減させる方法を紹介します。
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- 以下のリンクより有志によってVCEが実装されたOBSをダウンロードし、適当なディレクトリに解凍する。
https://obsproject.com/forum/threads/obs-branch-with-amd-vce-support.13996/ - 解凍したらOBS.exeをダブルクリックで起動し、[設定]をクリック、[エンコード]を選択。もしこの時「MSVCP120.dllが無いため、プログラムを起動できません」などという趣旨のエラーが出たら以下のリンクから自分の使っているOSのbit数にあったファイルをダウンロードしインストールしておく。
http://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=40784 - [エンコード]の設定画面が開けたら[ビデオ]という項目の中の[エンコーダー]を[x264]から[AMD VCE]にチェックを入れ替え変更、[適用]ボタンを押す。
以上でOBSでVCEを有効にする方法の説明を終わります。
自分はPC版DARK SOULSをOBSで[画面キャプチャ](DSfixを使用しているため)で配信していたのですが、動画配信時のゲームパフォーマンスの悪化やコントローラーの入力遅延が見られたため何かいい方法はないかと思い、現在使用しているR9 290Xでハードウェアエンコードできないかと色々調べたところ予想通り海外の有志がVCEを実装したOBSを公開していたのを使用してみたのでした。
で、VCEの効果ですが、マジで神レベルです。先述した問題がすべて解消されたので思わずニヤけてしまいましたw配信時でも非配信状態時と同等のゲームパフォーマンスが得られコントローラーの入力遅延もバッチリなくなっていました。AMD製VGAユーザーでOBSを使用した動画配信をしているユーザーにはとてもお勧めです。